今回は、ちょっとパーテーションの耐用年数のお話をしてみましょう。
「パーテーション」つまり「間仕切り」のことですが、工場やオフィスに後付で設置出来るので、大変便利な内装ですよね。
このパーテーション、一定額以上になると単に備品のような経費扱いになるのではなく、建物付属設備という判断になります。
そうなると資産計上が必要となるので、消耗品のような扱いが出来なくなるのです。
一定額以上になると、という条件があるように、他にも消耗品費、備品費という扱いに出来る場合もあります。
一転、建物付属設備ということになると躯体の設備と同等になり、償却期間の定めも長い設定になります。
床だけを固定するなら耐用年数3年、床も天井も固定すると15年という開きがあります。
これはもう部屋だと判断されるわけですね。
この勘定科目の問題は、経営者や経理の方なら色々と頭を悩ませることになると思います。
10万円未満なら消耗品費に出来るので問題ありませんが、パーテーション1基だけなら10万円未満でも、何枚かを合わせて個室を作ると途端に総額判定になってしまいます。
1基だけでは部屋は作れませんから、消耗品費にしたくてわざわざバラバラに買ったのに、結局得をしない結果になる可能性が高いわけです。
また、可動間仕切りなら耐用年数3年、その他は15年とされています。
イワタニには1基の自立型パーテーションもありますし、パネルによって完全に部屋として空間を作ることも出来ます。
オーダーメイドですから、ご都合に合わせての製作も可能です。