断熱パネルの商業的な使い道でとても多いのが、やはり冷蔵庫ではないでしょうか。
イワタニでもいただくお仕事の多くは食品の配送センターであったり、スーパーのバックヤードなど冷蔵空間の製作であったりします。
こうした時にネックになるのはやはり空間の限られた条件です。
いかにデットスペースを生まないレイアウトにするか、そして冷蔵効率が良い空間にするかというのは、常にそれぞれの現場ひとつひとつで検討される最重要事項です。
答えは一つではありませんから、あらゆる選択肢の中から最適なプランをお客様にご提供する、これが一番大切なプロセスだとイワタニでは考えています。
また、冷蔵と一言で言っても、温度管理に関しては千差万別です。
ある条件では冷えすぎてはいけませんし、外気の影響を受ければ冷蔵効率が悪くなります。
その場に与えられた条件、環境、中に入れるものや中で行う作業など、あらゆるニーズを最大限に可能とすることが一番大切なことですから、ご要望はしっかりとお伝えいただければと思います。
大型冷蔵庫は食品の保存に使われることも多く、温度はもちろん水分活性や酸素のコントロールは重要な事項です。
人間の食品の歴史が乾物や塩漬け、燻製などから生鮮という劇的な状態変化を起こしたのには、冷蔵の技術なくして有り得なかったことです。
そしてこの先は産業の更なる発展のため、HACCPへの対応や省電力など、あらゆる技術が高められて行くことでしょう。
そこにイワタニの断熱パネル技術は必ずあると思っています。