ウレタン断熱パネルの重量は、もちろん厚さやサイズによっても差があります。
例えば、イワタニのウレタン断熱パネルで厚さ42mmのものは、1平方メートルあたり9.1kgから10.8kgほどですが、厚さ150mmになると1平方メートルあたり16.1kgから17.8kgほどになります。
表面材によっても多少重量差は出ますので、参考値として認識下さい。
ただ、自重がかなりあるものですので、もちろん自立させた時でも強度としては申し分ありませんが、壁や天井貼りなどをする場合などは、パネル製造技術だけではなく確かな設計技術や施工技術も必要となることは言うまでもありません。
例えば、天井から断熱パネルを支持する場合、方法としては鉄骨またはコンクリートから縦横2.7m以下で3/8ボルトの吊りなどの施工が考えられます。
自荷重1本あたり80kgの計算になりますが、間違いがあっては許されませんから、イワタニでは現場を調査し、設計は初期段階から綿密に行います。
よくご相談いただくのが、「かなり昔に他社にお願いした天井パネルがあるのだが、古くなったのでなんとかしてもらえないだろうか?」という内容です。
古いパネル、古い施工をそのまま放置してしまうことは、非常に危険です。
もちろんイワタニでは、どこのメーカーの施工したものでも、まずは現場を拝見して一緒に改善の検討をさせていただきます。
ズルズルと古い設備をそのままにしておくリスクは、早く除去しましょう。